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Botulinum Toxin in Dermatology

皮膚科で使われる ボトックス
シワのためだけの施術ではありません

表情筋に働きかける施術として知られていますが、注入する深さと量を変えることで、毛穴・皮脂・フェイスラインといった異なるお悩みにも活用されます。ルミインピブカ(Lumiin皮膚科)が実際の診療でボトックスをどのように使っているかをまとめました。

Common Misunderstanding

同じ成分でも
使い方 が異なります

ボトックスはひとつの施術名ではなく、注入の深さと用量設計によって結果が変わる、いわば道具に近いものです。よく誤解される3つのポイントをまず整理しました。

Myth 01 「打つと表情がこわばる」 表情筋全体を止めるのではなく、過剰に収縮する筋肉の力だけを抑えます。筋肉の発達度合いに合わせて用量を配分すれば、自然な表情を保ちながらシワの改善をサポートします。
Myth 02 「シワにしか使わない」 真皮の浅い層に少量ずつ分けて注入すると、表層の筋線維と皮脂腺への刺激が抑えられ、毛穴やテカリの改善をサポートします。シワとは異なる目的での活用です。
Myth 03 「一度打つと打ち続けなければならない」 作用は時間とともに徐々に回復し、元の状態に戻ります。中断しても施術前より悪くなることはなく、継続するかどうかは状態を見て決めます。
眉間・額・目元・フェイスラインなど、ボトックスを活用する顔の部位

How It Works

神経が筋肉に送る信号を
一時的に抑えます

筋肉は神経末端から放出される信号物質を受け取って収縮します。ボトックスはこの信号物質が放出される過程を抑制し、その筋肉の収縮力を一時的に弱めます。

神経末端から筋肉への信号伝達が減っていく過程
Step 01

神経末端に結合

注入された成分が、筋肉を動かす運動神経の末端に選択的に結合します。血流に乗って全身に広がるのではなく、注入した部位の周辺で作用します。

Step 02

信号物質の放出を抑制

神経末端の中で、信号物質を含む小胞が細胞膜と融合できないよう、関与するタンパク質を切断します。その結果、筋肉に伝わる信号の量が減ります。

Step 03

収縮力の緩和と回復

信号が減った筋肉は過剰に折りたたまれなくなり、繰り返し深くなっていたシワの改善をサポートします。その後、神経末端が再生し、機能は徐々に戻ります。

Where We Use It

部位によって
目的が変わります

同じ成分でも、どの筋肉を、どの深さで、どれだけ扱うかによって、対象となるお悩みが変わります。当院で主に活用している部位です。

眉間・額 眉をひそめたり、眉を上げたりする癖でできるシワに対応します。表情を残せる範囲で用量を配分して設計します。
表情ジワ
目元 笑ったときに扇状にできる小ジワに使用します。目の周りは皮膚が薄いため、浅く少ない量でアプローチします。
表情ジワ
フェイスライン・エラ 咬筋が発達して角ばって見える輪郭に使用します。筋肉のボリュームが減ることで、フェイスラインを整えるのをサポートします。
輪郭
顔全体(スキンボトックス) 真皮の浅い層に少量ずつ分けて注入し、毛穴やテカリ、浅い小ジワの改善をサポートします。
肌のキメ・毛穴
縦に引っ張られる首の筋肉と横方向の小ジワに使用し、首のラインを整えるのをサポートします。
輪郭・シワ
僧帽筋 肩の上の筋肉が厚く張っている場合に使用し、肩のラインを整えるのをサポートします。
輪郭

Depth Matters

深さひとつで
別の施術 になります

筋肉層まで注入するか、真皮の浅い層にとどめるかによって、対象となるお悩みがまったく変わります。

筋肉層に注入するボトックスと、真皮の浅い層に分けて注入するスキンボトックスの深さ比較

Muscle Layer

ボトックス

  • 表情筋のある深い層に、決められたポイントへ注入します
  • 眉間・額・目元の表情ジワの改善をサポートします
  • エラ・僧帽筋のように筋肉のボリュームが関わる輪郭に使用します
  • 注入ポイントが少なく、施術時間は短めです

Upper Dermis

スキンボトックス

  • 希釈した少量を、真皮の浅い層に細かい間隔で分けて注入します
  • 毛穴やテカリ、肌のキメの改善をサポートします
  • 表情筋には届かないため、表情の変化への負担が少なめです
  • 注入ポイントが多いため、麻酔クリームを塗布してから行います

Before You Decide

施術前に 知っておきたいこと

効果が現れる時期

多くの場合、施術後7日前後から変化が見え始めます。2週間ほどで状態を確認し、必要であれば少量を追加します。

持続期間と周期

作用は3か月ほど持続すると報告されています。これに合わせて3~4か月間隔で計画し、部位と用量に応じて診療時に調整します。

施術後のケア

当日の数時間は、注入部位をこすったり圧迫したりしないでください。過度な飲酒や激しい運動、サウナは1日ほど避けるのがおすすめです。

確認が必要な場合 - 妊娠中・授乳中の方、神経筋疾患のある方、注入部位に感染がある方は、施術前の診療で必ずお知らせください。服用中のお薬がある場合も併せて確認します。

Find Your Treatment

同じ成分、異なる設計
診断から始まります

筋肉の発達度合いと肌の状態によって、注入の深さと用量は変わります。1対1のカウンセリングで、必要な分だけを計画します。

02-565-8273 カウンセリング予約
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