UV 8000 N.B · Narrow-band UVB (311nm) Whole-body Phototherapy Unit
全身紫外線光線治療器(UV 8000 N.B)
全身に広がった乾癬、白斑、アトピーのように、塗り薬だけでは管理が難しいお悩みに使用します。311nmのナローバンド紫外線のみを選んで全身に均一に照射し、過剰に活性化した免疫反応を調節するため、広範囲の炎症や色素の改善をサポートします。
仕組み
この機器の仕組み
UV 8000 N.Bは、311nm付近のナローバンドUVBのみを放出する蛍光ランプをキャビン状に配置し、立ったまま全身に均一に光線を照射する全身光線治療器です。
311nmナローバンドUVBは表皮と真皮上層に作用し、活性化したTリンパ球のアポトーシスを誘導して炎症性サイトカインの産生を減らし、皮膚の免疫反応を調節します。白斑ではメラノサイトを刺激して色素の再生を助けます。
広帯域UVBに比べて紅斑を起こす波長域を減らし、必要な治療波長に集中する方式で、最小紅斑量を基準に開始量を決め、反応を見ながら段階的に増やしていきます。
病変のみを狙う308nmエキシマとは異なり全身を一度に扱うため、病変が広く分布している場合に適しています。
効果
期待できる効果
- 全身に広がった局面型乾癬の改善をサポートします
- 広範囲の白斑の色素再生をサポートします
- 中等度のアトピー性皮膚炎の炎症緩和をサポートします
- 慢性湿疹やかゆみのコントロールをサポートします
- 扁平苔癬など炎症性皮膚疾患のケアをサポートします
- 塗り薬を塗りにくい広範囲の管理をサポートします
FAQ
よくある質問
1回の治療時間はどのくらいですか?
照射時間は初期には数十秒から数分程度と短く始めます。その後、皮膚の反応を確認しながら量と時間を段階的に増やしていき、着替えの時間を含めても1回の来院に長い時間はかかりません。
治療中に痛みや刺激はありますか?
照射中は温かさを感じる程度で痛みはほとんどなく、麻酔も必要ありません。治療後に肌が少し赤くなったり乾燥したりすることがありますが、通常は1日以内に落ち着きます。目や陰部などの敏感な部位は保護具で覆った状態で行います。
治療後はどのようにケアすればよいですか?
回復期間は特になく、治療直後からすぐに日常生活が可能です。全身用の保湿剤を十分に塗り、当日の屋外での紫外線曝露や日焼け(タンニング)は避けるのが望ましいです。赤みが強い、ヒリヒリ感が続くといった場合は、次回の照射量を下げて調節します。
どのくらいの頻度で、何回受ければよいですか?
一般的に週2〜3回、1日以上間隔をあけて行います。累積照射量が積み重なることで変化が現れるため、通常20〜30回以上、3か月前後の治療計画を立てます。乾癬と白斑は慢性の経過をたどる疾患のため、改善後も維持治療について併せてご相談します。
塗り薬や飲み薬と併用できますか?
保湿剤、ステロイド外用薬、ビタミンD誘導体軟膏と併せて行う併用療法が一般的です。状態に応じて内服薬や局所エキシマ治療を組み合わせることもあります。光線過敏を起こす可能性のある薬を服用中の方、皮膚がんの既往がある方、妊娠の可能性がある方は、診療時に必ずお知らせください。
※ 施術の効果や反応には個人差があり、副作用が生じる場合があります。詳しくは診察時にご相談ください。
